F1中国GP決勝・雑記＋α

　今回も不安定な天気が演出したGPでした。その分チーム力、ドライバーの力量が問われるレースだったと思います。バトンとハミルトンがワンツーを決めたのは運も勿論あったでしょうが、2台で戦略を振り分けたチームの勝利ではないでしょうか。その一方でフェラーリやレッドブルは戦略面になるとどうも弱いなぁ。
　そして今回も全滅してしまったザウバー勢。完走もデ・ラ・ロサの1回だけという現状では浮上の目もねぇ…　バルセロナでは順位よりもまず何とか2台完走を果たして欲しい。
　今回のMVPは初ポイントを獲得したペトロフにあげたいね。バトルを繰り広げ、オーバーテイクも仕掛けた上での入賞は自信になるでしょう。ルノーも調子よさそうだし、これからも期待できそう。問題は資金面かな…欧州に戻っても何とか4強に割って入る勢いを維持してほしい所です。

　さて、これで開幕からのフライアウェイ連戦が終わりましたが、予選・決勝共にドライになったのはバーレーンだけという結果に。見ている側としては荒れて楽しかったけど、バーレーンの時に噴出した今年のレギュレーションは退屈なのか否かについては結局よく分からずじまいだったかな。真相はいかに。
　欧州ラウンドからは各チーム開発が進み、現在の勢力図が塗り替えられるかもしれません。次戦バルセロナからの展開にも色々な面から目が離せませんね。

　あ、忘れるところだった。山本左近がヒスパニアとテスドラ契約したニュース。いやぁ、驚いたね。スパイカー時代のコリン・コレスとの縁か、持ち込みスポンサー的な面か、日本での露出目当てか…考えられるフシは色々あるけど、ともかくグリッドに日本人ドライバーが増えるのはいいことだ。金曜FPも走るみたいだしね。頑張れ左近！…それにしても左近の残留力は凄いなぁ…ｗ