けいおん!!『♯4 修学旅行!』雑記
前回憂について書いていたら、今回開始0秒で憂に甘えていたでござる。
さて、では4話分、いってみましょうか。以下収納。
『放課後ティータイム』から『桜高軽音部』へ
今週は修学旅行回ということで、下級生の梓が外れました。「あずにゃんがいない」という寂しさもありつつ、久しぶりの4人で行動する姿に懐かしさを覚えた人も多かったのではないでしょうか。懐かしさを感じつつも、あの時とは違った4人がいて、改めて時の流れを実感することが出来る修学旅行だったと思います。
それにしても、合宿や旅行で外へ繰り出した時の律と唯のコンビネーションはホント凄いw
今週の琴吹紬
なんか恒例化してしまったこのコーナーですが…今回はココが主役と言っても過言ではありませんね!w 関西弁のムギ(美菜ちゃん本領発揮?)、入室後まずぽふぽふして枕の感触を確かめるムギ、「いける!」と確信するムギ、枕投げに興じるムギ、猿との対面におっかなびっくりのムギ…最高です、ありがとうございます。
…とまぁ本音ダダ流しはさておいて、ムギから率先して枕投げを始めるという所に大きな意味がありましたね。改めて『流れに乗っかる』のだけではなく『流れを生み出す』ことが出来るようになったムギの成長っぷりを実感できます。1期のBlu-ray等をお持ちの方は、改めて2度の合宿回(旅行回)から今回のムギの変遷をなぞってみるのも面白いのではないでしょうか。今年もあるであろう合宿回が今から楽しみです。
つか律とムギで交互にアタックを繰り広げるこの状況何よ!お前らミハエルとハッキネンか!(2000年日本GP予選辺り参照) 最高です、もっとやって下さい。流石に次回はそんなにないだろうけどw
一緒に楽しもうよ!
さて、2期に入ってからやや大人しかった澪ですが、今回は澪にスポットがあたっていました。
相方の律もそうですが、澪も相当のさびしがり屋です。でも性格や責任感などから諸手を挙げてはっちゃけきれない、でも本当は皆と一緒にはしゃぎたい…その狭間で揺れるのが秋山澪という子です。今回は、『澪も楽しめました!』的なオチですが、最初っから澪は楽しみたいんですよね、「和がいない!私がしっかりしなきゃ!」と肩に力が入りまくってるだけで。新幹線内から富士山を眺めるシーン、行きと帰りでお菓子を落っことすのが唯から澪に変わっていることも勿論印象深いんですが、良く見ると行きでも澪は覗き込もうとしています。その後、さわちゃんに怒られつつも写真のシャッターを押していたり、律が写メ取ろうとしているときにチーズしてたり、となんだかんだその片鱗は見えているんですよね。
そして今回一番最近と異なることと言えば『梓がいないこと』です。梓がいようがいまいがまず律唯コンビが突っ走るのはまぁいつものことですが、梓がいる場合だとどうしても『やめとけっていったんだ』などと強がってしまう所があるのが澪です(2期2話など)。なんとなく自分に似ていて、自分を慕ってくれる梓に対して「頼れる先輩でありたい」という思いが根底にあるからでしょうが、1期の梓登場後はどうしてもこの感情が素直に楽しみたいという感情を邪魔してしまいます。その梓がいないということも勿論あるでしょうね。
こういった澪を一番気遣っているのは、ムギだと思います。律がはしゃぐ回になると唯も追随するので、必然的に律唯・澪ムギという分かれ方になってしまいます。この2・2の傾向は1期の初期から顕著でしたが、ムギは元々律側に加わりたくて仕方がない人間だ、ということは度々触れたかと思います。でもムギは澪(梓も)を放っておけないんですよね。
ここからは僕の想像ですが、例えば、2年時の合宿回でビーチバレーに興じる律と唯を見ている3人の場面です。ムギはウキウキしながらエアバレーをしつつも、いまいち乗り気でない様子の澪と梓の傍を離れませんでした。『自分があっちにいってしまうと澪と梓が取り残されてしまう』…よく謎の行動と言われていたムギの「よいしょ♪よいしょ♪」ですが、僕はこういうことの表れだと思っています。
そんなムギが今回枕投げで澪に枕を問答無用でぶつけたこと…ここには大きな意味があったんじゃないでしょうか。今までは「行きましょう?ね?」と手を差し伸べていたムギが「行きましょう!」と手を引っ張っていくような… こうなると後は澪がサイドブレーキを外すだけです。もっと最初っからアクセル踏み込んでもいいんだぞ、澪。
今回4人では最終的に「楽しい!」を表に出せた澪ですが、今後卒業までに5人でいるときの澪はどう変わるのでしょうか…個人的にはムギの所でも触れましたが、まずは合宿回でのムギと澪の様子に注目したいと思います。
一期一会
そんな楽しい修学旅行でしたが、やはり楽しい時間には終わりが来ます。修学旅行だけでなく、放課後ティータイムにも。『終わり』の匂いは2期の特徴だ、と前にも書きましたが、それは今回でも健在でしたね。同じ唯のセリフで1話での「まだ1年もあるよ」から今回の「軽音部も後1年か…」へと繋げたのはいい演出だったと思います。1話の「まだ(ry」は原作に無いセリフですしね。
卒業までの1年弱、3年生の4人には残り少ない高校生活を。梓には個性的な先輩達と過ごす時間を。そして5人での放課後ティータイムというかけがえのない時間を過ごしてほしいと思います。
お留守番
そしてマジで次回お留守番回来ましたね。これは期待せざるを得ない。憂スキーのM君よ、括目せよ!w
…それにしても純ちゃんえらく可愛くなってないか…
前回までの分 けいおん!!『♯3 ドラマ―!』雑記 けいおん!!『♯2 整頓!』雑記 『けいおん!!』1話・雑記&『けいおん!』話