『魔法少女まどか☆マギカ』10話・雑記

※以下ネタバレ有り
 ヤバい、マジ今回ヤバい。何か胃が痛いけどマジ面白い。

 今回ほむらの正体・目的が明らかになった訳だけど、ほむほむマジ切ねぇ… 一部で“コミュ障”とか言われてたほむらだけど、ありゃしゃーないよ…結局トータルで何回繰り返したのかは分からないけど、その度に説明しても聞き入れられず結局発狂していく知人達を見、場合によっては一番守りたかったまどかを手にかけなければならなかったんだからそりゃ性格も歪むわ…
 今話で結局ふりだしに戻った感があるけど、残り2話でどう纏めてくるのか…ここに来て余計分かんなくなってきた。やっぱりポイントはまどかの願い事だとは思うけど、どういう方向に持って行くのか。まぁ虚淵さんだし、いくら最高の魔法少女になれる素質があると言われているとはいえ、『魔法少女まどか=デウス・エクス・マキナ⇒そのパワーでみんなハッピー!』なんてオチにはならないと思うから残り2話に期待しましょう!




 いやー、それにしても久々のマミさん登場!何かマミさんがマミさんで良かったよ…やっぱり救われてないけどw
 結局例の杏子を撃ったシーン辺りはどう受け止められているのかまだ分からないけど、個人的にはマミさんの脆さがあらわれている凄く良いシーンだと思うわ。…いや、そりゃ起こって欲しいか欲しくないかで言ったら起こって欲しくないけどさw
 閑話休題。マミさんって毅然としてるけど、実は物凄い寂しさを抱えてる人だよね。3話までに描かれている場面でも、

  • 真実を知らないから仕方ないとはいえ、まどか魔法少女化(=仲間が増える)に待ったをかけようとするほむらを邪険に扱う
  • まどか達のピンチを聞いて家の鍵をかけるのを忘れるほど慌てて飛び出して行っている
  • まどかが仲間になると打ち明けるや隙が出来る程舞い上がる

 などなど…弱い人なんだよね、実際は。そんなマミさんがソウルジェムの真実を知ったらどうなるかは今回のご乱心が物語っているんじゃないでしょうか。信じてきた物・すがっていた物がポッキリと折れてしまったことに耐えられるほどマミさんは強くない。
 巴マミは強くて弱くて優しくて悲しい人。自分としてはこれがマミさんの魅力だと思っています。だから、もし今話の一件でマミさん好きから一変して批判する人がいれば…うーん、やっぱ「一体マミさんの何処を見てたのか?」って思ってしまうなぁ、どうしても。そういう意見が少ないことを祈るばかりです。そんなことより皆でマミさんマミマミしようぜ!